斉藤太一です
第4章 番号教えて
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「ふぅ・・・・」
コトンっ
「もう、こんな時間か・・・」
僕は
眼鏡を外して
テーブルに置き
目の前にある
君のコーヒーカップを
見つめた
さぁ
今日は
この辺で
そろそろ
寝ようか
明日も
朝から仕事だからね
なんだか
今日は
よく眠れそうだ
なぜかな…
ずっと言えなかったことを
君に話をして
なんだか
すっきりして
そして
話してる間に
あの人のことが
もう
どうでもよくなっていった
あの
不思議な感覚を
思い出したからかな…
それから
僕はもう
君のことで
頭がいっぱいに
なっていたんだよ
あまりにも
歳の離れた君に
そんなことは
言えなかったけどね・・・。
さぁ
眠れそうな時に
眠ってしまおう
君も
ゆっくり
眠るんだよ
おやすみ
かすみ