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斉藤太一です

第6章 隅っこと隅っこで



僕はね


君のことを
少しも
忘れることはないんだけど



君との
色んな思い出の中で

いつも思い出すことが
あるんだ





一度だけ


僕の部屋に

かすみが朝までいたことが

あっただろ?





あの日のことは





どうしても


忘れられないんだ


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