無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

篤「仕事中に全く…」


二人の姿は見えず
話し声しか聞こえなかったが
どうやら仕事中に仕事とは関係のない話
をしていた

締め切りギリギリなのに
余裕な事だ


男性社員「頼む、この埋め合わせは絶対
するからさ」

結衣「…わかった」


結局、女性が折れて会話は終了

時間も時間だし邪魔にならないよう
篤は編集部を静かに出た
そして翌日…


結衣「あっ」

篤「…」

結衣「初めまして、深沢結衣です」

篤「深沢、君が…」

結衣「…」


これが彼女との結衣との出会いだった

この時の結衣の印象は部下の一人
だけどいつの間にか…


男性社員「深沢、これもお願い」

結衣「はいっ」

篤「…」


仕事中、気がつけば彼女を見ていた
彼女を目で追っていた
毎日、毎日…