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第5章 気になる彼女



さくら「適当に頼んじゃったけど良かっ
たかな?」

慶一郎「好き嫌いないんで」

結衣「私も」

さくら「良かった」

篤「…」


さくらに連れられ入ったお店は
個室で仕切られた
鍋屋さん

野菜鍋や肉鍋や魚鍋など種類も豊富で
鍋以外にも一品料理などがあり
落ち着いた雰囲気のある
お店だった


店員「失礼します」

さくら「あっ、きたきた」

結衣「手伝います」

さくら「ありがとう、でも大丈夫」

結衣「…」


運ばれてきた鍋や料理
あまり得意ではないが料理を取り分けよ
うとした結衣

だけど、さくらにあっさりと
拒絶されてしまった


さくら「どうぞ」

結衣「ありがとうございます…」

慶一郎「美味しそう」

さくら「篤さんも、どうぞ」

篤「あぁ」

結衣「…?」


野菜、肉、魚など
バランスよく取り分けてくれた
だけど不思議な事に自分達の皿と篤の皿
では
取り分けられた料理が
多少違い…


結衣「…」

篤「何、人の皿ジッと見て」

結衣「肉ばっかりでバランス悪いなって
野菜とか魚も食べないと」

篤「余計なお世話」

結衣「うっ」


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