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第3章 秘密

赤「気ぃつけて帰れよ」





事が済んで亮がバイトから帰ってくる前に帰らなあかんから長居はせぇへんかった





青「おん、ありがとぉ」





赤「送ったろか?」





青「大丈夫やて。すばるくん、僕男やで?」





赤「そんな見た目で男なんておかしいわ」





頭を撫でられ額にキスされ、僕はお店を後にした





音楽を聴きながら電車に乗り、最近登録した登録制のバイトのチェックをする





あんまええのんない





どれも居酒屋でのバイトで亮は絶対反対する





客からセクハラされたらどないすんねんって





そんなんありえへんのに…





電車から降りて、家までの道を一人で歩く





黄「ヤス!」





青「あ、亮。おかえり」





黄「ヤス、家におったんちゃうの?」





青「あー、ちょっと友達と買いもん。でも結局何も買わへんかったわ」





黄「そか!それより居酒屋行こうや。腹減ってもうた」





青「そやね」





亮と手を繋いで来た道を戻る





大丈夫、亮は気づいてない

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