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R:ラブデビゲ

第5章 熱と緩流

「言いません!言いませんから!!」



長内君は、本をしっかり掴み!!ガラスに移る自分の姿に…体を揺らし興奮していた…



「!!悪魔様!!ありがとうございます!!」




長内君は、頭を深々と下げて資料室を出ていった…



「あ…ぇ――――…!デビ!いいの?行っちゃったよ!!」



「いいんだよ!!
俺たち事をバラしたら…魔力は消える様にし、一生女抱けない体にしてやったから…


人間は……言うなって言われたら言いたくなるもんだろ?」



デビは、私を後ろから抱き締めたまま…フフフっと笑う…



「―――…でも、モテモテって…考えが安易と言うか…何と言うか…

つ――――か…デビ!離れてよ!!」



私は、抱きつかれている現状から逃げようともがくと…


すると…デビの腕がギュっと強くなる…



「〜〜んだよ、邪魔者は、消えたし…続き……しよ〜ぜ?」



続き――――――…?



「///ん――――!!しないわよ!!」



私は、バタバタとデビから離れる!!




「チッ」


私は、舌打ちするデビにベーっと舌を出して!資料室を出た!!










資料室に取り残されたデビは―――…


手のひらを見つめる――――…




「―――…すっげぇ魔力…

麻実の精が……
俺を選んだって事か?

ふっ…ふふふ…やべぇなぁ…

ますます…
小笠原には渡せねぇなぁ…」



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