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R:ラブデビゲ

第6章 純愛と勇気

僕は…図書室を逃げるように出て―――――…


隠れるように…校舎のデットスペースを探す…



「おい!長内――――…何してんだよ!」



僕は、声をかけられ振り向く…



「あ…大吹君――――…」


僕は、見覚えあるクラスメイトに…ホッとした…



「あれ?長内…弁当は?」


「ぁ…あ!…忘れてきた…」


大吹君は、抜けてんなぁ〜っと…笑った…



「昼まだか?付き合えよ、時間ね〜し、食堂でパンでも買って食おうか?」



「あ……うん」



僕は、大吹君の後について食堂に行く…



食堂は、いつも賑わっていて…入るの緊張するんだよなぁ…



「あ!長内君!」
「マジ、かっこいい〜」
「…なんか〜セクシーだよね〜」


またしても…背筋がゾクッとした…


みんなの視線…言動にビクビクしてしまう…



オロオロしていると…入川さんとリナさんがお弁当を食べている姿が目に入った!!



「あ…入川さ…んと―――…」



あああ…助け船!!入川さんに…阿久津先生を説得してもらわねば!!



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