R:ラブデビゲ
第6章 純愛と勇気
僕と大吹君は、階段下のスペースに座り…
パンを食べ始める――――…
「はぁ…」
「長内、ため息?」
僕は、パンを一口食べると…ハハハと空笑いをした…
「へへへ…こんな事―――…初めてで…何か…ど〜していいか…
あっ…ごめん!大吹君…気にしないで…」
今の状況が自分の中で消化しきれず…ついつい何も知らない大吹君に愚痴ってしまった…
「―――――…俺に…何でも言えよ―――――…」
スッ―――――っと…
大吹君の手が…僕の肩を掴む―――――…
「あぁ…さんきゅぅ―――…ぅ…う?んっ…」
と、お礼を言おうと思った口が……
大吹君の唇で塞がれている!!
「※ё↑☆〆♂♂♂♂♂!!」
言葉にならない動揺で!手にしていたパンを僕は握り潰していた!!
「ん!ん〜〜〜〜〜!まっ!」
「シー…静かにしないと…誰か来ちゃうぞ…
俺は、いいけど…」
「いやいやいやいやいやいや!!!
大吹君…な…何…してるんだよ!!」