R:ラブデビゲ
第1章 召喚手違い
大声で叫び!!
私は、枕を握りしめた!!
あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!
私ったら!武器にならない枕なんて!!何で手に取ったのよ!!
私は、男を睨み付け!!
枕を振り上げた―――――!
「麻実!!どうした!!」
下から物凄い勢いで!駆けてきたのか!!
兄がノックもせずに私のへやの扉を乱暴に開けた!!
「おっ!お兄ちゃん!!」
私は、助けて!!と、飛び込んできた兄に泣きついた!!
「どうした!?」
心なしか…兄の息が…はぁはぁっと…切れていた…
「!!アイツが!いきなり…!キスを―――///!キスをしてきた///!ファーストキスだったのに!!」
兄は、怯える私をギュッと抱きしめ…なだめる――――…