R:ラブデビゲ
第14章 ちょっとブレイク♪♪♪
俺は、庭で日向ぼっこしている黒猫のデビに近づき…
コソッと耳打ちをする…
「お…おい―――…お前…人間の言葉…喋れるんだよな?」
「―――…ニャ〜〜〜…」
ん…答えた?
「もしかして…人間の姿にも…なれるのか?」
「ニャ〜…ニャ…」
おお?!
「―――…しかも…羽根とか…生えちゃったり…?飛べるとか?」
ゴロゴロ「―――…ニャ〜」
お!?の…喉、鳴らした!?
「―――…デビ…って…
麻実のベッドで一緒に寝てるよな――――…」
「ニャ〜…ニャ」
「///もしかして…夜な夜な…人化して////」
「お兄ちゃん…
庭に入ってきた野良猫に…何、話しかけてるの?」
「―――――…へ?」
庭からリビングを見ると…
デビを抱っこし――――…
冷たい視線を送る…麻実の姿…
「!!お前!誰だよ!!」
「ギャ!ニャ――――――――――!!」
テンパるあまり!!野良猫に八つ当たり!!
恥ずかしい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
「お兄ちゃん…引くわ〜〜〜〜〜〜〜〜…」
「ニャヒヒヒヒ〜ニャン!」
あ…、デビ――――…
今―――…笑わなかったか?
【つづく?】―――――――