R:ラブデビゲ
第15章 静けさと嵐
私は、デビの腕に…キュっとしがみつく…
バカだなぁ…デビは…
「デビ―――――…
私は…繋がる前から……デビの源に…なりたかったんだよ―――――――…
だから…私の意思だよ……
逆に…恥ずかしくて言えない本心を…毎回言えるから…嬉しいくらいだよ!!
ねぇ…魔界って――――…どんなところ?」
私は、デビの胸に顔を寄せ…
質問した……
「――――…暗くて…
寒くて…何もない……所…」
デビは……
消えそうな小さい声で……
答える―――――…
「――――…なら…そんな所に…愛しいデビを帰す訳にはいかないわね!!」
「―――…麻実?」
私は、グッと―――――っと顔をあげ…
デビを見上げた!!
「!!私は、デビに命をあげたいけど!あげない!!
願い事なんかもうしない!!
寒い、魔界にデビを行かせるくらいなら!!
二度と願わない!!
だから!sexするときは!!私を縛って!猿轡して!!」
「――――――…はぁ?」