R:ラブデビゲ
第15章 静けさと嵐
デビは、首筋にキスをした…
愛しい者に…贈るような…
優しいキスを―――――…
「愛してる――――――…」
私は…耳を疑った…
“愛してる”なんて―――…
デビが…
言うなんて……
私は…
振り向き…デビを見つめようとしたのに…
世界が…大雨に降られたかのように水浸し―――――…
デビが…歪んで…潤んで見える!!
「///んっ…をっ…んっん…んっん…んぁ…」
「ふっ…何言ってるか…全然…解んね〜…
けど…解る―――――…」
私は…デビの言葉に…涙を流し…
シーツに顔を沈める!!
猿轡…されてなかったら!!もっと―――――…綺麗に泣くのに!!