R:ラブデビゲ
第20章 ★番外編★アイ…愚痴ります…
まっ…キリストは―――…話の解る方だから…よかったけど…
頭の硬い、他の伝連者だったら、この訴えは却下だったわ〜〜〜〜…
「お〜!騒がしいと思ったら…アイではないか〜元気だったか?
あれ?翼――――…その黒いのにくれてやったのか?
なんとも、太っ腹!」
キリストは、ケラケラ笑い私の片方しかない翼を撫でた…
「―――…主に伝えて!この黒猫を生かしてほしいって!」
キリストは、まじまじと猫を見ると…光の輪でデビを包む…
「アイ…この者は…魔界にはもう…住めぬぞ?猫…っつ〜ても…方耳ないし〜、しっぽも…灰になって…かろうじて、肉球がプニプニってだけじゃん!」
「こら!デビの肉球で遊ばないでよ!!」
キリストは、デビを光で包み直し―――…抱き抱える…
「ほほ〜〜〜〜〜…この者は…随分――――…悪魔らしからぬ願いを叶えて来たらしい――――――――…で、最後は愛する者に―――…
な〜るほど…受ける(笑)」
まったく…下界に長くいたキリストは…ホント…おちゃらけてる…