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R:ラブデビゲ

第1章 召喚手違い

「はぁ?…かっこいい?…って…誰?どれ?なに?」



リナちゃんは、私の体を揺さぶりながら、恋のお相手を探す!!



「リナちゃん!ほら!!

あの人!!キャッ!!カッコいい!!」




私は、その方に気づかれぬよう…はしゃぎつつ!リナちゃんに教える!




「あ〜…小笠原先輩だ…

天文部の部長…


綺麗な顔だから…麻実が騒ぐ気持ちはわかるけど…」



リナちゃんが言うように…
天文部の先輩…小笠原先輩は…



中性的な顔立ちで綺麗…


背は高く…


知的に見えるメガネが……


私のツボ?的?ど真ん中?に、がっちりハマった――――…



「そんな事は、ど〜でもいいから!麻実…帰ろう?」


リナちゃんは、私の鞄をクイッと引っ張る……



「あ〜…ごめん、先帰っていいよ?

今、小笠原先輩が図書室に入っていくのが見えた!!

ヤバイ!今、私に接近フラグが立った気がする!!」



「はぁ?接近フラグ?何…言ってるの…?」




私は、スキップに近い足取りで廊下を歩き先輩に着いていく!



中学からの友達…
及川リナを放課後の廊下に残し―――…


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