
R:ラブデビゲ
第5章 熱と緩流
「リナちゃんのタイプを聞いてると…うちのお兄ちゃんと気が合いそうだよね…」
リナちゃんは、ん〜っと考えて…
「そうだね、修汰さんは…理想かも!!」
リナちゃんは、笑いながら次の授業の準備をしはじめた…
―――――…理想…か…
私の中で…理想の男性は…
断然、小笠原先輩で―――…
綺麗な顔とか…スタイルとか…
理想の男性―――――…
見てて…ため息が出る……
でも…今の私は―――――…
付き合う資格が…
無いような気がする…
だって――――――――…
毎朝…
仕方がないとは言え…
デビと…キスしてるし…
最近は―――――――…
胸まで…
愛撫されている状態――…
こんな!!
こんな子…だって解ったら―…
小笠原先輩……軽蔑するよね…
私は…今朝の…
デビとのキスを思いだし…
ため息をつく――――――…
