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ウサギとオオカミ

第9章 修学旅行!



でも、その夜はあまり眠ることが出来なかった。



トーマの横で寝たけど


何も考えられなくて


トーマも何もしてこなかった。



冬も何かを察したようですぐに電話をきった。





_______
___




お土産…



なんか、買わないと。




雪は、、

「これ、雪くんにどう?」



トーマが持ってきたのはかわいいぬいぐるみ。




…気まずい




「……やっぱ、昨日の無し。

俺、なかなか会えなくなるかもしれないけど

もう、気にしなくていいから。ね?」




あ、俺。トーマに迷惑かけてるんだ。



「…迷惑じゃないぞっ!」


!!


トーマは声を少し変えて

手に持ったぬいぐるみをゆらしながら




「……好き。だから。」






トーマを見ると顔が真っ赤で



なんだか考えてたことがバカバカしくなってきた。









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