ウサギとオオカミ
第11章 アニキの風邪
「た、ただいまー!!アニキ!?」
「あぁ〜…おかえりぃ~…エヘヘ」
ヤバイ…壊れてる!!
帰ると、玄関の廊下で冷たいのか寝転がっていた。
「にぃに!!てつにぃ…どーしたの?」
そーだった。
雪帰ってるならじゃあ、秩も帰ってるはず。
よいしょっ!!
体格が全然違って…アニキは、でかい。
重っ!!
「てつにぃはねー。今、バイ菌持ってるから
近づいちゃだめ、、だよ?雪。」
「うそっ!?わかった!!」
雪に伝染ったら大変だし。
そーいえばココ最近のアニキは咳してたしなぁ…
「フーマ…好きぃ……」
…うん。そだね。
アニキ、だいぶやられてるな。