テキストサイズ

ウサギとオオカミ

第5章 クリスマスは………




「…いいけど。変なことしないでよね。」


「わかってる。」


ギューッ…



トーマに抱きしめられると安心する。


いつかの母を思い出す。


『律。おいで。ギューッてしてあげるから。』




あれ?いつだったかな?


雪が産まれる前?だったっけ?




なんか、気持ちよくて…眠たくなってきた…




______

___






「あれ?寝てる?フフッ…かわいーなもう。うさみんは。」




なんて、トーマが言ってたことを知らずに。




ストーリーメニュー

TOPTOPへ