私の彼氏は
第10章 本性
悠人がそう言った瞬間、
ローターもバイブも強で動き出した
「…あァァァァァァ⁉︎
やだぁ…!はずしてぇ……!」
「…はずさないと言っているだろう?
これは、”お仕置き”なんだから」
スッと悠人が動いた気配がした
「……っ?
悠人ぉ……?」
「……しばらくそのままでいろ」
その言葉を言った悠人が、
遠ざかっていく気配がした
「…っ悠人…⁉︎
ンッ…どこにっ……ァァン!
おねがっ…ンンン…独りにしないでっ!」
目が見えなくて、悠人がどこに行ったか
全くわからない
どんなに叫んでも、悠人の返事はない