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「それは、
何と無く分かったんだけどさー

何で泣いてたのかも、
避けられてるのかも
わかんなくてさー。」


「泣いて、どうしたの？
はるかちゃん。」



「それで、
三嶋良子との関係を聞かれて、
知り合いだって言おうとしたら
…キ、」



「…キ？」



「いや、何でもない…」



『今日の御礼です。
ただそれだけですから』


思い出しただけで、
凹む。



きっと要に言ったら
もっと、凹む。



凹む。


凹む。




「メール送ってみたら？」


「それも考えたんだけどさ、

避けられてるのに
メール送ったら、
それはストーカーになりませんか？」


「相手の捉え方によっちゃぁね。」


「それは嫌です！
断固、反対です！」



やだー。
あそこの副社長、
ストーカーしてるらしいよー？

あんな可愛い子、
相手にしてくれるわけないのにねー！

キモーイ！！



「今、世間の声が
聞こえた気がします…。」



「…。(バカじゃねーの)

とりあえず、

日にち開けてまた行って来い。」

理由を聞くんだ。
理由を！



要はそう言うと、
そそくさと
プレートを持って行ってしまった。



なんか、
皆、扱い雑じゃない？