エスキス アムール
第23章 別離と別離と別離
【波留side】
最近、はるかちゃんが
おかしい。
何をしていても上の空で、
ご飯を作っている途中のまま、
ぼーっとしていたり、
声をかけても返事が返ってこなかったり。
「どうかした?」
そう聞いても、
なんでもないよ
の一点張りだった。
調子が悪いのかとか、
悩み事かとか、
いろいろ聞いて見たけど、
すべて首を振る。
最後の仕事が終わった次の日、
大晦日から、ずっとそんな感じだった。
視線を感じて、
少しみると眉間にシワを寄せて
俺の方を見ていたり
ときより疑うような視線を
俺に向けてくる。
流石に俺もそれは嫌で、
何?
と、聞くのだけど、
また、なんでもない。
一言で片付けられてしまっていた。
最近、はるかちゃんが
おかしい。
何をしていても上の空で、
ご飯を作っている途中のまま、
ぼーっとしていたり、
声をかけても返事が返ってこなかったり。
「どうかした?」
そう聞いても、
なんでもないよ
の一点張りだった。
調子が悪いのかとか、
悩み事かとか、
いろいろ聞いて見たけど、
すべて首を振る。
最後の仕事が終わった次の日、
大晦日から、ずっとそんな感じだった。
視線を感じて、
少しみると眉間にシワを寄せて
俺の方を見ていたり
ときより疑うような視線を
俺に向けてくる。
流石に俺もそれは嫌で、
何?
と、聞くのだけど、
また、なんでもない。
一言で片付けられてしまっていた。