First Love
第16章 幸せな時間
和「まあ、来ちゃったもんは
しょうがないね。
また今度ゆっくり二人で旅行しよう」
雅「うんっ!!」
まーくんは勢いよく玄関のドアを開け
三人のもとへ駆け寄る
俺はその後を
笑いながらついていく。
ただこれだけでも
凄く幸せ。
君が俺の前にいる事が
見えるところにいる事が
こんなにも幸せだと
昔の俺は思わなかった。
昔の俺はまーくんと
一緒にいる事が当たり前で
翔ちゃんと仲良くしてるまーくんを見て
嫉妬して怒ったことも
あったっけな…
でも今は仕事の時間が
ばらばらだったり
別々の仕事でなかなか
会う時間がない
だからまーくんが俺の
見えるところにいるだけで
凄く幸せになる。
離れてみて気づくことも
あるんだなって思った。