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地味子だって恋をする

第1章 第一章



『いつもいつもごめんね…。』

「別にいいよ。いつもの事だし。」

そう言うと歩は自分の部屋へと行ってしまった。

『……。』


歩に毎回毎回迷惑をかけてしまっている…

私…どうしたらいいんだろう。


こんな自分嫌だ。

変わりたい。

そう思っているのに、実際に変われない自分がいる。


ただ…ただ断ればいいのに断れない。


いじめられるのが嫌だから…


本当にごめんね歩。


こんな頼りない姉で。

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