
先生とわたしの絶対に秘密な関係
第4章 好き?
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朝、自分の部屋で着替えを済ませてから1階に行くと母と遥香さんがいた
「おはよう、由奈ちゃん」
「はやく朝ごはん食べないと遅刻するわよ〜」
やっぱり一緒に住むって話しは夢じゃなかったのか…
「佐藤先生は?」
「由奈〜、家では佐藤先生じゃなくて悠お兄ちゃん♡とか呼んじゃないなさいよ!」
「ふふっ遠慮しないで由奈ちゃん」
母と遥香さんは大盛り上がり
そんな呼び方できるわけないのにっ!
「で…先生は?」
「あぁ、ちょっと前に行ったわよ」
あのいじわるな先生なら“一緒に行こう”とか言うかと思った……
わたしは少しもやもやした気持ちで朝ごはんを食べた
