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先生とわたしの絶対に秘密な関係

第8章 修学旅行当日




先生は相変わらず女子に囲まれていた


優しそうなふんわりとした笑顔を浮かべながらみんなと話していた


とても『教えて欲しいならキスして』なんて言う人には見えない


「ゆなちゃん?」


遥希くんから呼ばれてはっと我にかえる


「あのさ…あっ、まなちゃん来たね」


「え、あ…まな!」


遥希くんは何か言いかけたけど言うのをやめてまなのほうを見た


「おはよ〜!」


まなは嬉しそうにこちらに向かう


「嬉しそうだね!」


そう声をかけると、まなはわたしの耳元で


「だって翔太くんと同じ班だもん」


…とつぶやいた


そして「できたら翔太くんとの2人の時間作って?」とまで言われた


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