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甘い果汁

第6章 切ない果汁



 大きく腰を振っていく。


 「おれっ、イきそっ、ぁあっ」


 「あぁあん、私もッ、ダメっ、イっちゃううううう~~ッ」


 俺は春花に深いキスを落とした。


 春花の唾液が、あごをつたって流れていく。


 パンッパンッパンッ


 「綾、愛してるッ、ぁあん、あやっ、あやぁ」


 「俺も愛してる…春花…、ぁあっ」


 二人同時にイッた。


 「ごめん、中に出した…」


 「いいの…んっ」


 春花の唇を防ぎ、


 俺は春花を抱きしめた。


 「春花…、俺が高校卒業したら結婚しよう」


 「…ッ、喜んでっ」


 春花は泣きながら俺にキスした。


 その涙はすごく美しかった。

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