サイレントワールド
第4章 DREAM BREAKERS
「なあ…。」
「ん?」
未来と翔は宿屋で部屋をとり今は2人とも未来の部屋にいる。
「この世界から出るにはどうすればいいんだ?」
「…そうだな。そろそろその話もしなくちゃな…。」
そう言ってベッドに腰掛けると翔は話し始めた。
「ここから出る方法は極めて単純だ。」
「単純?」
「ああ。その方法とはこの世界のどこかにいるモンスターのボスを倒すことだ。」
「…なんかRPGみたいだな。」
「そりゃそうだろ。手を振るだけで出てくるアイコンにゲーム世界のような街並み。おまけにモンスターのでてくるフィールドにイメージで物を作り出す世界のシステムときたらこれはゲーム世界だろ。」
「ゲーム世界?」
「まあ言うならば俺たちは悪質なゲーム世界に閉じ込められた哀れなモルモットってところだろ。」
「…でも俺たちはこんなところで終わらない。…そうだろ翔。」
「ああ。当たり前だ。勝手にこんな世界に放り込まれて挙げ句の果てに思い出まで奪われたんだ。黙ってられるかよ。」
「ああ…。必ずこの世界からでよう。」
「この世界をぶっ壊してこんな馬鹿げた世界を作り出したやつをぶん殴ってやる!必ず2人で!!!」
2人は気持ちを新たに新しい朝を迎えるのだった…。
「ん?」
未来と翔は宿屋で部屋をとり今は2人とも未来の部屋にいる。
「この世界から出るにはどうすればいいんだ?」
「…そうだな。そろそろその話もしなくちゃな…。」
そう言ってベッドに腰掛けると翔は話し始めた。
「ここから出る方法は極めて単純だ。」
「単純?」
「ああ。その方法とはこの世界のどこかにいるモンスターのボスを倒すことだ。」
「…なんかRPGみたいだな。」
「そりゃそうだろ。手を振るだけで出てくるアイコンにゲーム世界のような街並み。おまけにモンスターのでてくるフィールドにイメージで物を作り出す世界のシステムときたらこれはゲーム世界だろ。」
「ゲーム世界?」
「まあ言うならば俺たちは悪質なゲーム世界に閉じ込められた哀れなモルモットってところだろ。」
「…でも俺たちはこんなところで終わらない。…そうだろ翔。」
「ああ。当たり前だ。勝手にこんな世界に放り込まれて挙げ句の果てに思い出まで奪われたんだ。黙ってられるかよ。」
「ああ…。必ずこの世界からでよう。」
「この世界をぶっ壊してこんな馬鹿げた世界を作り出したやつをぶん殴ってやる!必ず2人で!!!」
2人は気持ちを新たに新しい朝を迎えるのだった…。