サイレントワールド
第9章 QUEST
「『シルバーソード』か…。サンキュー。」
「別に構わないわよ…。それより早く装備しといた方がいいと思うけど。」
「ああ。」
装備品の画面を開き一つしかない武器をタッチする。
『シルバーソード』
ランクD
見た目通りの銀色の片手剣。
一見レアな武器に見えるが実際はそうでもない。
特殊効果
無し
ウェポンスキル
無し
装備しますか?
YES/NO
武器の説明を軽く読んでYESを押す。
すると左腰のあたりに重みが加わった。
見てみるとそこには鞘に収まった剣があった。
「これでよしっと。」
左手で軽く剣を叩き目を上げる。
すると伊川が鋭い目つきで空を見ていた。
「どうし…。」
たという声は上空からの鳴き声でかき消されてしまった。
見ると一匹の鳥がこちらに突っ込んできている。
「面倒なことになったわね…。」
軽く舌打ちをする伊川。
「前やった時は雉が敵になるなんてことはおきなかった…。恐らくクエスト内容が変化してる…。おかしいと思ったのよ。クエスト名も変わってたしクリア条件がランダムなんてこともなかった…。…そして一番厄介なのは。」
空を見上げポツリと一言。
「馬鹿でかいのよ。あいつ。」
「な…。」
通常の5倍はあろうかというとてつもなくでかい雉。
それがこちらの目の前に立ちはだかっていた。
「前やった時は仲間だったのに…。」
文句を言いつつ鎌を構える伊川。
「未来!あいつの行動パターンはウチが大体把握してる。ちゃんとウチの言うこと聞いて戦いなさいよ!」
「…分かった!」
スラリと腰の片手剣を抜く。
『ワタシハヤミモモタロウサマノオトモノヤミキジ!ジャマモノハハイジョスル!!!』
そう言うやいなや化け物雉はこちらに突っ込んできた。
「別に構わないわよ…。それより早く装備しといた方がいいと思うけど。」
「ああ。」
装備品の画面を開き一つしかない武器をタッチする。
『シルバーソード』
ランクD
見た目通りの銀色の片手剣。
一見レアな武器に見えるが実際はそうでもない。
特殊効果
無し
ウェポンスキル
無し
装備しますか?
YES/NO
武器の説明を軽く読んでYESを押す。
すると左腰のあたりに重みが加わった。
見てみるとそこには鞘に収まった剣があった。
「これでよしっと。」
左手で軽く剣を叩き目を上げる。
すると伊川が鋭い目つきで空を見ていた。
「どうし…。」
たという声は上空からの鳴き声でかき消されてしまった。
見ると一匹の鳥がこちらに突っ込んできている。
「面倒なことになったわね…。」
軽く舌打ちをする伊川。
「前やった時は雉が敵になるなんてことはおきなかった…。恐らくクエスト内容が変化してる…。おかしいと思ったのよ。クエスト名も変わってたしクリア条件がランダムなんてこともなかった…。…そして一番厄介なのは。」
空を見上げポツリと一言。
「馬鹿でかいのよ。あいつ。」
「な…。」
通常の5倍はあろうかというとてつもなくでかい雉。
それがこちらの目の前に立ちはだかっていた。
「前やった時は仲間だったのに…。」
文句を言いつつ鎌を構える伊川。
「未来!あいつの行動パターンはウチが大体把握してる。ちゃんとウチの言うこと聞いて戦いなさいよ!」
「…分かった!」
スラリと腰の片手剣を抜く。
『ワタシハヤミモモタロウサマノオトモノヤミキジ!ジャマモノハハイジョスル!!!』
そう言うやいなや化け物雉はこちらに突っ込んできた。