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Gentle rain

第9章 雨あがり







「俺だってそうだった。雨に濡れた二人の俺達の姿を見て、慌てて俺達の為にタオルを持ってきてくれた君は、チョコレートブラウンの綺麗な髪、マシュマロのような白い柔肌に、吸いつきたくなるようなピンク色の唇。まるで心を奪われたように、しばらく目が離せなかったよ。」





負けじと美雨の第一印象を語ったけれど、まるでセリフみたいな言い回しだったせいか、美雨に大笑いされている。







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