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同じ空の下で

第11章 想い****

自分自身の今を守るために

わかってもらいたいと願って

言わなくちゃいけないと思った

伝えるのを躊躇しちゃうような

冷たく辛い言葉


なるべくなら言いたくないと思って

狡いようだけど
悟ってくれたらいいなって思ってたの


それでも言わなくちゃいけなくなって

少し波立っていた心

ズキズキしてザワザワして
汚れてるなって思ってたの


必要以上に傷付けたくなかったし
必要以上の事を言いたくなかった

もっと伝え方があったんじゃないかって

それよりも

私がいけなかったんじゃないかって


一人考えて、きっと考えすぎて

ただただ
不安と自己嫌悪に陥ってしまっていた






でも


そういうものが

全部浄化されていくような感覚…


全てを受け入れて肯定してくれて

心が守られているような
心が洗われて綺麗になっていくような

不思議な感覚


凄く凄く暖かいの


話すだけで安心する…

味わったことのない想い


本当に本当に感謝してる



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