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第4章 Side Yuichi 2

しばらく1人で作業をしてると突然ドアが叩かれて、上田が入ってきた。

「中丸?」

「え?」

上田のバイト終わるの、夕方じゃなかったっけ・・・

「飯、いらないの?」

「今何時?」

「え、6時半・・・とかだったと思うけど。」

「嘘?!」

この部屋に入ったときは1時とか1時半だったのに・・・

確かに、作戦は大方できたけど・・・

「来ないんだったら俺が食べるけど。」

「いや、行くって!」

上田が食べる、と言うと本当に食べる。

しかも速度が超速い。

上田に言わせれば俺が遅いらしいけど。

「作戦できたの?」

「ほとんどね。」

「教えてよ。」

「後でちゃんと全員に説明するから。」

「ふぁーい。」

食べ終わったらここの3人に説明して、聖と赤西にも連絡をしないと。

いつもより人数が多い分、いつもより大変な気がする。

何も起こらなければいいけど・・・

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