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第5章 Side Kazuya

俺らが席に戻ってすぐに赤西も席に戻ってきた。

「どう?」

「完全に予想以上。こんなにすごいとは思わなかったし・・・」

「で、もう頭の中では金の計算してんだろ。」

「しーっ!他のヤツに聞こえんじゃん!」

金の計算してるんだ・・・(笑)

赤西って時々否定するポイントとかつっこむポイントがずれてる気がする(笑)

「大丈夫だって。」

「でも、これは結構大変だと思うよ。」

「何が?」

「いや、パッと見た感じ、普通の人以上の"気"のヤツらばっかりだし、俺、下手したらここで超体力使うかも。」

俺の力はとてつもない影響を及ぼすが、使う度に体力が減っていく。

何回か使いすぎて倒れたことだってある。

「じゃ、とりあえずカメはあんまり体力を使わせないようにしないとな。」

「ごめん。」

「別に、カメが謝ることじゃないんだから。」

「そうそう。体力使うとこは俺と聖で何とかするから、カメは必要なときにだけ使え。」

「ありがと。」

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