テキストサイズ

cartoon association 1

第8章 Side Yuichi 4

「で?これで相手を呼び出すってこと?」

「たぶん、そういう機械だと思う。断定はできないけど。」

「間違ってたら宮田のせいだからな。」

「いや、仕方ないから!勝手にいじって壊れたらそっちの方が怒るでしょ?」

「当たり前じゃん。」

目の前で3人の男が喋ってる。

俺よりも年下に見える。

「あ、もう起きてるじゃん。こっちに聞いた方が早くない?」

「敵なのに教えてくれる?」

その内1人はさっき駐車場で俺に話しかけてきた人だ。

待てよ・・・

なんで俺はこんなところで、しかもこんな、柱に縛り付けられた状態でいるんだよ!?

許可証がどうとか言ってたのを、車を降りて話そうとしたら・・・

そうだ!首筋に痛みが走って・・・!!


ストーリーメニュー

TOPTOPへ