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第10章 Side Kazuya 2

「うっ・・・」

さっきまでの苦しさが嘘のように消えた。

「ハァハァ・・・」

「カメ、大丈夫か?」

「いや、そうやって心配するんだったらあんな挑発すんなよ!」

「だから、挑発したつもりはないって。」

「いや、あれが挑発じゃなかったら何を挑発って言うんだよ!」

「終わった?」

「あ、もういいよ。」

「はぁ・・・。とりあえず俺、もうあんまり体力使いたくないからもう上田のとこ行っていい?」

「あ、うん。とりあえずこいつらは壁の方に寄せとこうか。」

「了解。じゃ、そのあと中丸の方に行くってことで。」

「また後でな!」

俺は2人と分かれてすぐに田口に連絡をとって倉庫へと向かった。

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