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ハル

第3章 出逢い

前髪をゆっくりとかきあげるその姿はあまりにも妖艶で、俺達は口を開けなかった。
「服は無いから着替えないよ。…タオルある?」
俺たちの視線もすべてスルーし、総長に話しかけるハル。
ん、と総長は昨日買ったばかりのバスタオルをハルに渡し彼女は適当に髪や体を拭いた。

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