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ハル

第4章 計画

side無
炎鬼幹部が風呂に入っている頃、ハルもまた他のバスルームでシャワーを浴びていた。
初期設定のまま‥いや、敢えて初期設定の音にセットされた、機械的な着信音が鳴った。
「ああ、そう言えば明後日だっけか。面倒だなー。」
思い出したように呟いたハルは、シャンプーの泡を流しながらウォータープルーフのスマホを手に取った。




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