テキストサイズ

秘密のアルバイト

第41章 引退DVD2

言われた部屋に行くと、女装するための服が置いてあるわけでもなく、特に何も変わらない。
ただカメラマンがすでに部屋にいて、そしてベッドの上に、何かが置いてあった。


「社長、これは・・・」


智が手にした物は、撮影で数回使ったことがあるローターだった。
でも俺が使ったことがある物と、ちょっと違った。


「今からそれを、二宮君の中に入れてもらって、入れたままで買い物したり、食事に行ったりしてもらおうかなぁ・・・てね」

「入れたまま・・・ですか?」

「そうだよ。
それでこれがスイッチで、大野君に持ってもらって、ときどき不意にスイッチを入れて見てください。じゃあこれ・・・」


本体を俺に、スイッチを智に渡した。
カメラはすでに回っている。


「かず、俺が入れてやるよ。脱いで・・・」

「うん・・・」


ズボンと下着を膝までおろした。


「かず、手をついてこっちにお尻を付き出して」


言われた通りにした。


「ひゃっ!」


ローションを塗られ、智の指で優しく撫でられた。


「うんっ・うんっ・・・あんっ」

「かず、そんなに感じちゃって・・・
ちょっと我慢だよ。さぁ、入れるよ」

「うっ・・・あぁん」


ピンクのローターが俺の中に入った。
お尻の回りに着いているローションを、丁寧に拭き取ってくれた。


「ハイッ、O.Kだよかず。
ズボンを履いてください」


ゆっくりと立ち上がり、ズボンを履いた。


「どおかず?」

「どおって、違和感を感じるよ。
何か歩きづらいし、大丈夫かな?」

「じゃあ、始めようか」


部屋を出ようとしたとき、不意に智がスイッチを入れた。


「あぁん・・・だめっ」


体の力が抜け、智に抱き付いた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ