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コンビニ店員と遊び人

第4章 真実

雅紀「由里さん、ニノが困ってるから今日は帰ろ?送るからさ。ニノごめん、あっ、手帳。」

俺は手帳を受け取り二人の姿を見送った。

和也「……」

俺は相葉さんに関わっちゃダメってことなのかな…?

あの人最後まで何を言おうとしたんだろう…

やっぱり相葉さんも男より、綺麗な女性の人が隣にいたほうがいいよね…

何気なく手帳を見ると、新しいページの端っこに、

「バイト頑張れ!」と応援メッセージがあった。

相葉さんか〜…

そんなこと言われると胸がキュッとする。

俺も…

ちゃんと見られるように頑張ってみよう。

想いが届かなくても、

いつかはちゃんと言いたいな…

「あなたが好きです…」って…

俺は手帳をポケットにしまいバイトの終了時間まで働いていた。

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