テキストサイズ

The man suitable for me

第2章 初体験

もどかしくて、おかしくなりそうな、あの快感。

自分の体が支えられなくて、どんどん前のめりになってしまう。

そんな私の肩を、彼が腕で巻き込むようにして、離れないようにする。

もう、自分では、どうなっているのか、分からなくなっていた。

何かが漏れそうな感じ、突き抜けそうな感じ、もどかしい感じ、苦しいような感じ、なんだかよくわからない感じ。

全部、混ざり合って、よくわからない。

なに、これ。なんなの、これ?

私は、そのまま逝ってしまった。

体がぐったりしている。

彼が私から離れる。

そして、避妊具を外して、私の中に入ってきて、彼も果てた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ