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美男高校地球防衛部LOVE! BL

第8章 蔵王×下呂

「下呂」
「………ふんっ」
「阿古哉」
「はい、なんか用ですか」
「いやいや彼氏にそれは無いだろ」

二人はひょんな事から付き合い出した。…といってもまだ一ヶ月経ったか経たないかだが。

阿古哉は名前で呼ばないと返事をしてくれない。だから名字で呼んでいた立にとっては良い機会だか、少し面倒臭いと思ってしまう。

「なぁー下呂、今日うちに来ないか?」
「……………」
「…阿古哉、今日うちに来ないか?」
「…嫌です」
「分かっ…はああぁぁ!?」

立は予想していなかったのか、目を見開いて驚いていた。

「なんで!?」
「またあんな思いをするのは嫌だっ!」

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