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twin★love

第10章 10★真実

晴は亜子の気持ちが蓮に向かっていることをうすうす感づいていた。

だからこそ、それでも諦められない存在。

「亜子はここで待ってて。俺が蓮と話してくる。」

晴は亜子にそういうと、二階に上がっていった。

蓮の部屋の前で深呼吸を一つ。

意地っ張りな蓮のことだ。

本当は亜子と話したいくせに。

晴はたまらなく悔しかった。

「蓮?」

こんこん、とノックをしても返事がない。

「入るよ?」

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