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twin★love

第11章 11★君のため

三島友梨香のケリが亜子のお腹を直撃する。

必死でかばおうとしても無駄。

「うっ…」

「ほーんと、ウザイから消えて?」

少し笑いながらさらに亜子のお腹に蹴りを入れ続ける。

亜子の意識はだんだんとボーッとしてきた。

もう痛みさえ、感じない。

『あたしが、悪いの?…蓮ちゃん…晴ちゃん…』

遠のく意識の中で亜子は二人の顔を思い浮かべた。

「何やってんだ、お前ら。」

そのときだった。

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