テキストサイズ

twin★love

第13章 13★好き

「ただいま…」

「あっ!蓮!大変だ!り、凛が!」

玄関の扉を蓮が開けた瞬間、飛び出してきたのは朔也。

「凛姉がどうした?」

いつも落ち着いていて大人っぽい朔也が慌てている。

「朔也!落ち着いて、…大丈夫、だからっ…車、出して!」

「凛姉、まさか…!」

玄関には苦しそうにうずくまる凛。

お腹を抑えている。

「蓮、お母さんに、連絡してっ…」

「わ、わかった…」

蓮は急いでポケットから携帯を取り出して、麗美にかけた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ