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twin★love

第15章 15★あの日から…

無邪気に昨日食べたアイスの話をする亜子の横顔を眺めながら蓮は思う。

「蓮ちゃん聞いてる?」

はっと顔を上げると、目の前には亜子の大きなキラキラした仁美が蓮を覗き込んでいる。

衝動的に蓮は思った。

「…亜子、キスしたい。」

「へっ!?あ、あの…」

蓮は亜子の腕を掴み、くちびるを塞いだ。

「…んっ…」

亜子にキスをすると、いつももっと、もっと欲しくなる。

漏れる甘い声と、しがみついてくるその小さな手と。

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