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twin★love

第15章 15★あの日から…

蓮にもっともっと近づきたい。

そう思うのは一昨日のあの出来事があったからだ。

一昨日、いつものように部活が終わり、蓮のバスケ部が終わるのを体育館の入り口で待っていた亜子。

すると中から話し声が聞こえてきた。

「えー?蓮先輩って彼女いるんですか?」

甘く、高い女の子の声。

「そうだよ、だからあんまベタベタすんな。」

二人の様子は見えないけど、蓮の腕に絡みつく可愛い女の子が想像できた。

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