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twin★love

第19章 19★嫉妬

口の中でつぶやくとまた目を閉じて眠ってしまう。

「早く良くなってね。」

もう一度蓮のほっぺを撫でると萌はそっと部屋を出た。


「あ、萌ちゃん。いまりんご持っていこうかと思ってたんだよ。蓮寝てた?」

「はい、まだちょっと熱があるみたいでした。」

「珍しいもんだよな、あいつめったに風邪なんて引かないのに。」

仁が笑いながら言う。


一方仁は寝苦しさで目を開けた。

一瞬見てた夢では萌がいて、だけどどんどん遠ざかっていく夢。

誰か別のやつに手を惹かれて遠くに行ってしまう、そんな不吉な夢だった。

汗が気持ち悪い。

おでこに貼ってある冷えぴたもぬるくなっている。

下に降りてシャワーでも浴びよう、そう思ってベッドから起き上がると机の上に見覚えのないノートとビニール袋がおいてあった。

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