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幼なじみだからこそ、親友同士だからこそ、二人はお互いの亜子への気持ちに気がついていた。

『そういえば、理彩ちゃんがまた蓮ちゃんと晴ちゃんが告白されたって言ってたなぁ…』

親友の理彩の言葉を思い出しながら目の前にいる幼なじみ二人の顔を見る亜子。

『確かに、かっこいいもんね…』

高校二年になっても周りが言うように恋というものがわからない亜子。

友達同士のコイバナの中で一番たくさん話にあがるこの二人。