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きみじゃなきゃだめなの

第6章 あいらぶゆーあいにーじゅー2

「……落ち着いた?」

アラスカよりも冷たい声だったと思う
ブリザードみたいな、わたしこんな声出たんだなってくらいの

あーこの服結構気に入ってたのに首のところダルダルになってるじゃないサイテー

ベッドの上でうなだれてるウィルは私よりも憔悴してる
それを全身ジロジロみる。今ここで主導権を握ってるのはわたしだった。

「いくらなんでもゴムくらいしてよね、いつもこんなことしてるの?マナー知っといたほうがいいよ」

ピル飲んでるから良かったけどファックしたことは良くないからイヤミ言ってやるんだ

中から出てきたのをティッシュでぬぐってゴミ箱に
チェッ外れちゃったか

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