テキストサイズ

きみじゃなきゃだめなの

第2章 きみじゃなきゃだめなの2

ウィル買ってきて温めたおいしくないチリビーンズや
野菜ばっかの夕食はやっぱり物足りない。

恋だってそうでやっぱり刺激がほしいでしょ?
退屈なんてしたくないもの!

だからわたしはたくさんのボーイフレンドとデートしたり
ファックしたりするんだけど

でもどんなクールなナイスガイだって彼にはかなわないんだ。

チリビーンズだってサラダだって食べ飽きて味気ないけど嫌いじゃないし
それになんていうのかな?
ソウルフードって言うか
わたしの血はスーパーのまずいチリビーンズでできてるんじゃないかな?
みたいな

「ほーんとこれいつ食べてもまずいよね
元の味は悪くないのに温め過ぎなんだよ」

「まだあるからもっと食っていいからな」

たべてるわたしを見るウィルの目がママみたいなのがむかついたから
だれがこんなものをって言いながら2回おかわりした。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ