テキストサイズ

きみじゃなきゃだめなの

第3章 あなたがすきよ

とすると次の目標は、
誰もがうらやむハッピーエンドしかないじゃないか。

みんなが幸せになって誰も泣かないハッピーエンド。


わたしがみんなを幸せにするんだ。
そのために何が必要かって日々考えてる。

てなるとやっぱりヒースだろ?

彼はウィルの事が好きだ。
それこそストーカーのように。

偶然を装って同じ大学に進んで
勤め先まで近くを選んだのは執念だと思う。

私もそれはすごいなって思うけど
恋のライバルとしてはこれほど恐ろしい相手もいない。

結果は私の勝ちだったけど、
それだって彼が丸っきりのヘテロで
男なんて考えたこともないって人だったからだ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ